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夏の歌⑧時間よ止まれ [noisy life]

♪ 罪なやつさ Ah PACIFIC
  碧く燃える海
  どうやら おれの負けだぜ
  まぶた閉じよう
  夏の日の恋なんて 幻と 笑いながら
  この女に賭ける
(「時間よ止まれ」詞:山川啓介、曲、歌:矢沢永吉、昭和53年)

「時間よ止まれ」は化粧品メーカー資生堂のTVCMに使われた曲で、いまでは普通になっているイメージソングのはしり。この昭和53年(1978)という年からそういう傾向があらわれ、ほかにサーカス「Mr.サマータイム」(カネボウ)、松山千春「季節の中で」(グリコ)、堀内孝雄「君のひとみは10000ボルト」(資生堂・秋)、中原理恵「ディスコ・レディー」(サントリー)などがありました。

そんななかで「時間よ止まれ」はこの年、6月のオリコンチャート、ナンバーワン(3週間)に。その時のベスト10をあげてみると、

時間よ止まれ(矢沢永吉)
ダーリング(沢田研二)
プレイバックpart2(山口百恵)
④宿無し(世良公則&ツイスト)
Mr.サマータイム(サーカス)
⑥炎(西城秀樹)
サウスポー(ピンクレディー)
⑧かもめが翔んだ日(渡辺真知子)
⑨かもめはかもめ(研ナオコ)
時には娼婦のように(黒沢年男)

この年の音楽シーンで、イメソン以外で特筆すべきことは、ピンクレディーの全国制覇と、キャンディーズの引退、そしてサザン・オールスターズのデビュー。もうひとつ付け加えるなら古賀政男の逝去。また日本の音楽シーンにはほとんど関係なかったのかもしれませんが、ボブ・ディランの初来日(遅い)も。

正直にいうと、この「時間よ止まれ」詞も曲も今は好きなのですが、当時は「なんだ……」という感想。まえに述べたように当時はイメソンの出はじめ、これが商業音楽に欠かせないキャンペーンのひとつであるという理解がなかったわけです。つまり、まさかあの矢沢がコマーシャル……、という思いで。

いつだったかコンサート(TVで観たのですが)で歌っていました。時が経ち、CMとは無縁になった「時間よ止まれ」、良かったですね。わたしのような傍観者ではなく、ホンモノの矢沢ファンにとって、この歌がどう受け止められているのか聞きたいものです。

先日のテレビ出演(NHK)は後半だけ見ました。
布袋寅泰との競演は、◎とはいきませんが、○ですね。音楽的には貴重なシーンで面白かったのですが、矢沢永吉に関しては他のミュージシャンとのコラボを見たくないという相反する気持もありまして。
いちばん新鮮だったのは、矢沢が自分のコンサートビデオを見ている表情。けっこう楽しんでいる様子でした。あんなシーンなかなか見られません。

おまけ。最近出ているビールのTVCMについて。浴衣姿があまり似合わない。それで、いいんだと思う。あれでビッタリ、様になっていたらそれこそ幻滅ですから。

永ちゃんにはいつまでもツッパっていてほしい。彼は著書『アー・ユー・ハッピー』の中で“つるんでこなかったから、いまの矢沢があるんだ”といっていますが、まさに矢沢永吉の面目躍如、ツッパリの美学です。その我慢であり、意地であり、“千万人といえども我行かん”の精神こそROCKだと思うのですが。


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deacon_blue

☆ このチャートの中でシングル盤を3枚持っていた(現存^^;)。矢沢永吉のCM暦のスタートは,明星食品だったかな?本人が出演した「男はBigでなければ」でしょう。あれは『ドアを開けろ』あたりのこと。

☆ 布袋とのコラボ,あたしはイイカンジに見えました。リラックスしているけど真剣勝負。一回こっきり感が良かった(^o^)。

☆ プレミアムモルツの宣伝も,だんだん小うるさい職人オヤジ風になってきて,その辺が良いです。あの人はジイサンになっても「永ちゃん」で通す人です。それが矢沢だもん(^o^)。ではでは(^o^)/~~~。
by deacon_blue (2007-07-15 22:42) 

MOMO

deacon_blueさん、コメントをありがとうございます。

「明星食品」のCMって知りませんでした。まさかインスタントラーメンですか?
私はシングル盤6枚もってます。ただ当時、すべてパチンコで取ったもので、好きで手に入れたわけではなく、自慢になりませんが。
by MOMO (2007-07-16 21:50) 

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