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▼恋のサバイバル I will survive [covers]

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昨日の深夜、サッカーのダイジェスト番組を見ていたら、オープニングのBGMに懐かしい歌がつかわれていました。

それが「恋のサバイバル」。誰がカヴァーしていたのかはわかりませんが。


「恋のサバイバル」がヒットしたのは1979年から80年にかけて。1979年といいますと、日本では昭和54年、プロ野球でいうと江川の電撃巨人入団があり、秋には江夏を擁する広島カープが初の日本一に輝いた年。ずいぶん古い話で。

歌の世界では、サザン、ツイスト、アリス、ゴダイゴといったバンドがヒット曲を連発し、アイドルではジュリーと山口百恵が隆盛を極めていました。

オリジナルシンガーはグロリア・ゲイナーGloria Gaynor 。
1949年に生まれたグロリアは、60年代中盤にデビューしたR&Bシンガーで、70年代から80年代にかけてのディスコブームで、この「恋のサバイバル」をヒットさせます。

この歌はナンバーワンになったアメリカ、イギリスだけでなく、ヨーロッパ各国でもヒットしたワールドワイドな曲として知られています。もちろん日本でも。

とにかくアメリカではこの曲がリリースされると、大きな反響が起こったとか。
何が注目されたかというと、その歌詞で、いわゆるラヴ・ソングではなく、古い言い方ならウーマン・リヴ、いまならフェミニズム、ジェンダーといった内容が色濃い歌だったからだとか。

男に捨てられた女が、それまでなら「行かないで」「お願いだから戻って来て」とうたうところを、「冗談じゃない、私はあなたなしでも生きていけるのよ」「私の愛は、もっといい人のためにとってあるのよ、わかったらさっさと出て行って」とヒステリックとも思えるほどにシャウトしています。

男に抑圧されていた女性にとっては、快哉を叫びたくなるような歌詞だったのでしょうね。それゆえにビッグヒットにつながったのでしょう。

で、この歌、かなり前、ある新聞のコラムでヨーロッパのカラオケでもっともうたわれる(女性に)歌だと紹介されていました。
オランダでも、トルコでも。

もちろんアメリカでも、ダイアナ・ロスをはじめ同じR&Bシンガーばかりでなく、カントリーシンガーサルサの女王もカヴァーしています。

また、アジアでも中国、台湾、韓国で知られているようですし、もちろん日本でも。

日本では布施明が、自身で訳してヒットさせています。なんでも、彼のプランだったとか。
「女歌」を男がうたう伝統のある日本ならではのことでしょうか。日本以外でこの歌を男のシンガーがうたったという話は聞いたことがない。

あまり知られていませんが、この日本版「恋のサバイバル」、実は競作で、「逃避行」のヒットがある麻生洋子も「恋のサバイバル2」というタイトルで、なぜかサンバ風なカヴァーをしています。
彼女はいまも健在で、このカヴァー曲をうたっているようです。

ところで、冒頭にふれたサッカー番組、なぜこの「恋のサバイバル」をBGMに使用していたのでしょうか。
〈今年のワールドカップ、絶対勝ち残るぞ〉
という思いが込められているのでしょうか。

テレビ番組のBGMって、オープニングに限らずけっこうおもしろい。
懐メロがつかわれていますし。やはり画像と選曲の妙味が見せどころ、聴かせどころです。
ときどき首をかしげる選曲もありますが。

先日見ていた、グルメ番組では「鳥料理」のバックに杉田かおるの「鳥の詩」がつかわれていたのには笑ってしまいました。
ちょっとイージーかなとも思いましたが、叙情的な鳥を食べちゃおうっていうのですから、そのブラックな印象が狙いだとしたら、それはそれで。

鳥よ 鳥よ 鳥たちよ パクッ。


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